第79回 平成14年1月10日
(第187回 細胞工学研究会講演会)
演題 インターフェロンの開発と応用
杉本利行(林原商事品質保証部)
 インターフェロンは、生体の恒常性の維持にかかわる物質として生体内で作られ、重要な役割を担っていることが分かってきた。しかし、発見当初は夢の制癌剤と期待され、効果の確認と大量供給をどのようにするかに関心が集まった。林原でもいろいろ検討した結果、「ヒト細胞インビボ増殖法」と呼ばれる独自の方法を開発し、生体内で作られるものと同じものを生産し、市場へ供給している。それらの開発経緯を中心に話をする。
 
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