第189回 平成24年1月20日
(第305回 細胞工学研究会講演会)
演題 代謝・排泄に関する構造活性相関と分子モデリング
赤松美紀(京都大学大学院農学研究科)
 ヒト体内における薬物の動態(吸収,分布,代謝,排泄)予測は、ヒトに対する化学物質のリスク評価および医農薬のデザインにおいて重要である。われわれは、異物排出トランスポーターであるP-糖タンパク質および代謝酵素シトクロム P450 (CYP) の基質認識機構解明を目的として、我々自身の実験データを構造活性相関、分子モデリング、ドッキングなどの計算化学手法を用いて解析している。本セミナーでは、その研究の一端を紹介したい。
 
←戻る


©島根大学 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門 shimane-u.org