Satyen Saha教授は,学生時代に日本への留学経験もある日本通の研究者で,ラマン分光法の研究者です。現在は,インド北部にあるバナラス・ヒンディー大学化学科の教授です。バナラス・ヒンディー大学は,インド哲学研究のメッカで,松江出身のインド哲学研究者の中村元先生とも関係が深い総合大学です。本学とは,現在包括的学術交流協定の協議中で,今後ラマン分光法の医療応用などを中心に研究力の進展が期待されています。今回,Saha教授には,イミダゾリウムカチオンの置換基効果に関するお話しをしていただく予定です。お誘いあわせの上,ご参加ください。