第186回 平成13年11月29日

島根の先端技術開発紹介と若手起業家育成シリーズ(1)

演題 目指せベンチャー企業 若者の夢を実現
   河野 誠(日本弁理士会知的財産支援センター)
 
 独創的技術は大学及び地域社会の発展に大きく貢献している。山陰地域には特許庁長官賞などを受け独創的な先端技術を開発し、飛躍的に発展している企業が少なくない。本シリーズは、それらのいくつかの企業の研究者の方に、その技術開発の面白さと重要性を、主に前途有望な若者に分かり易く紹介して頂くものです。
 第1回は、重要な独創的技術を守る知的所有権に焦点を絞って、若者が新しい技術を開発して、ベンチャー企業を起こすのに何が必要か、何をすれば良いかなどの方法と、国や県などの支援制度とその利用方法、成功例などを分かり易くお話して頂きます。
 河野先生は島根県ご出身、特に島根の技術開発の発展と知的所有権の確立などに長年にわたって大変貢献されてきました。誰でも出せる知的所有権とその重要性について具体的にご紹介して頂きます。島根大学の学生ベンチャーは現在数社。さらに10社のベンチャー起業化を目指して、チャレンジを応援します。