第7回 平成7年10月5日
(第106回 細胞工学研究会講演会)
演題 真核生物の染色体DNA複製−染色体はどの様にコピーされるのか?(分裂酵母を用いたアプローチ)−
田中克典(島根大学生物資源科学部)
 細胞の増殖は生命の最も重要な反応であり、その中で細胞周期のS期は細胞分裂に備えて染色体のコピーをつくる重要な時期である。細胞周期のS期での制御機構を知るには、その中心事象である染色体DNA複製の機構そのものを十分に理解する必要がある。しかしながら、真核生物の染色体DNA複製開始の分子機序についてはいまだ五里霧中の状態を抜けておらず、研究の進んでいる出芽酵母における制御機構が、動物細胞においても採用されているか否かも定かでない。
 そこで、より動物細胞に近いモデル系と考えられている分裂酵母の染色体DNA複製の最近の興味深い研究を中心に分かり易く紹介していただきます。
 
←戻る


©島根大学 研究・学術情報機構 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門 shimane-u.org