第6回 平成7年9月6日
(第105回 細胞工学研究会講演会)
演題 食品アレルギー−アレルゲンの探索と低アレルゲン食品の開発−
小川 正(徳島大学医学部)
 近年、乳幼児を中心とするアトピー性皮膚炎患者において、食品成分に起因してイムノグロブリンE抗体が関与するI型アレルギーと診断される患者の増加が注目されています。原因食品の除去以外に有効な治療法が無い現在、アレルゲン低減化食品の開発が期待されています。食品中のアレルゲン成分をいかにして特定し、いかなる方法でこれを低減化するかについて、現在行われている研究開発の一端を、ダイズにおける研究を中心に紹介していただきます。
 
←戻る


©島根大学 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門 shimane-u.org