第48回 平成10年10月22日
(第155回 細胞工学研究会講演会)
演題 太陽−地球−生命
大西武雄(奈良県立医科大学)
 遺伝子に及ぼす紫外線・放射線の影響の研究で世界の第一人者である演者は、生物の誕生から今日に至るまでの生命の連続性と多様性の仕組みを分子レベルで研究されています。紫外線・放射線によってDNAに傷をつける一方、生命体はその傷を"元に戻す"という不思議な修復能力を持ち合わせています。このDNAの傷を"元に戻す"という研究に関して、演者は、最近では、微小重力と強い太陽光・放射線の宇宙空間としてのスペースシャトルやミール宇宙ステーションを利用して、数々の実験に成功されている。宇宙飛行士の向井千秋さんや毛利衛さんは、あらかじめ演者の研究室を訪れて宇宙実験のトレーニングを行った後、宇宙空間での実践を行っておられます。
 演者の研究室で得られた研究成果のトピックスを含め、NASAの21世紀に予定されている宇宙ステーションでの研究など興味深く紹介していただく。生命体の巧みさを理解することによって、我々の日々の生活様式(ライフスタイル)を考え直すのに大いに参考になると思われます。
 
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