第30回 平成9年5月12日 (第135回 細胞工学研究会講演会)
演題 ユーグレナ(みどりむし)の生き様から未来を拓く
宮武和孝(大阪府立大学農学部)
 ユーグレナを最初に発見した人物は、顕微鏡の発明者Antony van Leeuwenhoekであり、活発に動き廻る姿に感動しながら、この生物に美しい(eu), glena(眼)と命名したと言われている。我々も彼と同様、この生物の生き様に魅力を感じ研究を続けてきた。今回は、これまでに明らかにしてきたこの生き様のいくつかを紹介する。また、温室効果を持つ炭酸ガスの生物固定による低減化に、この生物の活躍の場が考えられ、それにより明るい未来が託されている可能性についても述べさせていただく。
 
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