第247回 遺伝子機能解析部門セミナー
(第369回 細胞工学研究会講演会)
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演題
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「Hox遺伝子による昆虫の発育タイミングの制御」
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大門 高明 教授(京都大学農学研究科)
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ホメオティック(Hox)遺伝子は動物の各体節のアイデンティティを規定する―これは動物の発生におけるもっとも重要かつ普遍的なルールのひとつである。しかし演者は近年、Hox遺伝子がカイコの幼虫脱皮回数を決定するという現象を見出した。形態形成遺伝子である(はずの)Hox遺伝子が、なぜ昆虫の発育タイミングを決定できるのだろうか?本セミナーでは、形態形成遺伝子である(はずの)Hox遺伝子がどのように昆虫の内分泌系に働きかけて、そしてそれがどのように脱皮回数の変化として出力されるのか、我々の最新の研究成果を紹介する。
(演者記)
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