第208回 遺伝子機能解析部門セミナー
(第326回 細胞工学研究会講演会)
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演題
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細胞外マトリックスの硬さを感知するメカノセンサー
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木岡紀幸 氏(京都大学院農学研究科)
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動物細胞を取り囲むコラーゲンをはじめとする細胞外マトリックス(ECM)は、細胞の生存、増殖、分化など、細胞の運命決定に深くかかわっている。最近、細胞外マトリックスの種類だけでなく、ECMの硬さといった物理的な性質も細胞の運命決定に極めて重要であることがわかってきている。ECMの硬さの感知には、細胞とECMの接着装置である接着斑が寄与していると考えられているが詳細は不明である。本セミナーでは、接着斑タンパク質ビンキュリンとビネキシンの相互作用がECMの「硬さ」を感知するメカノセンサーとして機能しているという我々の提唱しているモデルについて紹介する。(演者記)
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