第20回 平成8年7月16日
(第122回 細胞工学研究会講演会)
演題 質量分析と生命科学−その最近の動向について
上野民夫(京都大学農学部)
 質量分析法は、従来主に低分子有機化合物の構造解析に用いられてきましたが、近年の質量分析装置のめざましい進歩によって高分子の超微量分析が可能になってきました。特にMALDI-TOF-MS (matrix-assisted laser desorption/ionization time-of flight mass spectrometry)を使えば、蛋白質のアミノ酸配列や翻訳後修飾などについての情報も得ることが出来、質量分析法は、有機化学だけでなく、生化学・分子生物学分野の研究者にとっても非常に有用な研究手法といえます。
 本講演では、質量分析の発展の歴史を簡単にふりかえり、その生命科学との関わりと将来の発展についてできるだけ易しく展望・解説していただきます。
 
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