第185回 平成23年8月10日
(第301回 細胞工学研究会講演会)
演題 脳に見る生物多様性と普遍性
山本 直之(名古屋大学大学院生命農学研究科)
 硬骨魚類は脊椎動物の中でも最も多様性に富んだ動物群であり、25,000とも30,000ともいわれる種がこの地球上に生息している。さまざまな深度(浅瀬から深海)、海底環境(干潟、砂地、岩場)、塩分環境(真水、汽水、海水)に熱帯から極地まで幅広く分布し、環境に適用した多用な生態をもっている。今回の講演では演者が研究している中枢神経系(脳や脊髄)に焦点をおき、脊椎動物として我々ヒトとも共通する基本的な特徴とともに、上記の多様な環境と生態に応じて進化してきた脳形態の多様性について紹介する。脳を見れば、その魚種の生態をある程度推測することも可能である。
 
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