第160回 平成20年9月18日
(第272回 細胞工学研究会講演会)
演題 緑藻クラミドモナスにおける無機炭素濃縮機構とCO2による制御
福沢秀哉(京都大学農学部)
 水中において二酸化炭素(CO2)の拡散速度は低いため,水生光合成生物にとっては光合成基質の欠乏ストレスとなる。このような環境で生育する多くの藻類は,CO2濃度を検知して,無機炭素を細胞に能動的に輸送することが知られている。陸上植物のC4光合成とは異なるこの無機炭素濃縮機構(CCM)とその制御について近年,生理学的な理解から分子レベルでの理解が進んできた。本講演では,ゲノム解析が進んでいる緑藻クラミドモナスを用いた,無機炭素濃縮機構(CCM)ならびに二酸化炭素センシング機構に関する研究の現状を紹介する。(演者記)
 
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