第154回 平成19年11月2日
(第263回 細胞工学研究会講演会)
演題 幼若ホルモンの活性発現と制御に係わるタンパク質の性質解明と遺伝子解析
塩月孝博(農業生物資源研究所)
 昆虫幼若ホルモン(JH)は、脱皮・変態のほか、生殖腺刺激、卵発育、休眠、フェロモン生合成、相変異、階級分化等多くの生理調節機構に関与することが知られている。しかし、JHの作用発現及び調節機構について分子レベルでの解明は著しく遅れている状況にある。そこでカイコを用いて、JHの活性発現と制御に係わるタンパク質、すなわち、JH結合タンパク質、分解酵素、生合成酵素の性質解明と遺伝子解析を行い、考察した。その過程ではゲノムデータベースを活用し、二重鎖RNA注射による発現抑制およびトランスジェニック系統作出による過剰発現など実験手法を応用した。それらが可能となったカイコの実験昆虫としての発展についても紹介する。(演者記)
 
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