第133回 平成17年11月10日
(第241回 細胞工学研究会講演会)
演題 昆虫の成長を制御する合成化合物ピリプロキシフェンの開発
大内 晴(株式会社イージーエス技師長)
 食糧の安定供給には農薬が欠かせず現在多くの化合物が世に出ている。しかし、社会の成熟にともなって農薬開発のハードルが高くなり、環境に負荷がかからない薬剤が求められるようになった。
 演者らのグループは昆虫の変態に関わる新しい物質を発見し、殺虫剤として開発に成功した。その上に散布しなくても張るだけという既成概念をやぶる毒性、環境面からも安全性の高い防除剤を開発し世に送り出している。
 化合物発見の経緯と海外における開発戦略を紹介し、新しい実験成果についてもふれる。また演者の現在の仕事についても一部ふれ、学問あるいは実学を目指すヒントにしたい。(演者記)
 
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