第128回 平成17年7月8日
(第236回 細胞工学研究会講演会)
演題 高等植物の in vitro 転写系
湯川 泰(名古屋市立大学大学院・システム自然科学研究所)
 植物の転写機構の研究は、形質転換体を用いたin vivo実験が主流である。しかし、他の生物に目を転ずると、動物や酵母を使った実験ではin vitro転写系を使った研究が日常的に行われており、転写の分子機構の理解に大変役立っている。植物には、細胞壁や大きな液胞の存在といった困難さがあり、これまでin vitro転写系が普及することはなかった。演者らは、タバコの培養細胞を使うことにより、効率的で信頼性の高いin vitro転写系を確立し、特にRNAポリメラーゼIIIで転写される遺伝子を使った実験で成果を上げている。そこで最近の研究を要約して発表する(演者記)。
 
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