第126回 平成17年5月2日
(第234回 細胞工学研究会講演会)
演題 環境浄化植物の構築を目指した重金属高蓄積遺伝子の網羅的発現解析
秋廣高志(筑波大学大学院博士研究員)
 有害重金属を植物に吸収・蓄積させ、それらを刈り取ることで土壌中の重金属を回収する方法(ファイトレメディエーション)が考案されている。ファイトレメディエーションを実際に行う場合、用いる植物には1.重金属を高蓄積する、2.重金属に耐性をもつ、3.生育が早くバイオマスが大きい、4.発達した根系を持つ、5.刈り取りが容易である、といった性質が求められる。しかしながら、これらの条件を全て満たす植物は見つかっていない。我々は、遺伝子組み換え技術を用いて、これらの条件をより多く満たす環境浄化植物の作出を目指している。本発表では、遺伝子の網羅的発現解析手法であるcDNA-AFLP法を用いて、Cd高蓄積植物セイヨウカラシナ(Brassica juncea)より、Cd応答性遺伝子118クローンの単離に成功したので報告させていただく(演者記)。
 
←戻る


©島根大学 研究・学術情報機構 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門 shimane-u.org