第113回 平成16年7月1日
(第221回 細胞工学研究会講演会)
演題 シクロデキストリンの化学とNMR分光法
松井佳久(島根大学名誉教授)
 シクロデキストリン(以下CD)は、環状オリゴ糖の一種で包接化合物として古くから知られていましたが、その応用が本格的に行われるようになったのは、1980年代にCDの工業的合成法が我が国において確立されてからのことです。以来、CDの基礎科学的・応用的研究が、現在も益々盛んに行われています。松井先生は、CD研究の黎明期である1960年代後半から、CDの基礎科学的研究を開始された草分け的研究者で、包接平衡定数を分光学的に測定する手法の確立や包接に関与する分子間相互作用などについて研究を行ってこられました。これらの成果により、平成12年度には日本シクロデキストリン学会の学会賞を受賞されています。本講演では、NMR分光法を中心に先生のご研究の一端をお話ししていただく予定です。
 
←戻る


©島根大学 研究・学術情報機構 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門 shimane-u.org