第107回 平成16年1月20日
(第215回 細胞工学研究会講演会)
演題 脂質の粉末化による機能性の付与−目的達成型研究−
安達修二(京都大学大学院)
 液状脂質と多糖などの食品高分子の濃厚水溶液を乳化し,それを急速に乾燥して微小な油滴を食品高分子の乾燥層で被覆して粉体とする技術を脂質の粉末化という.粉末化することにより,脂質の酸化抑制,生理活性物質の腸管吸収部位への輸送などのいくつかの新たな機能を付与することができる.
 これらの機能を適正に発現する粉末化物を合理的に調製するには,食品工学,反応工学,酵素工学,細胞工学などの多様な観点からの検討が必要である.このように多くの分野の知見を動員して合理的な粉末化物の調製法の確立という目的を達成しようとする目的達成型研究と,その過程で得られた知見について紹介する. (演者記)
 
←戻る


©島根大学 研究・学術情報機構 総合科学研究支援センター 遺伝子機能解析部門 shimane-u.org