第398回 令和5年12月1日(金)
(総合科学研究支援センター公開講演会、 第272回遺伝子機能解析部門セミナー)

演題 素材の特性を活用した栽培および加工技術の開発
鶴永 陽子 氏(島根大学人間科学部)
 
 食品素材が有している3つの機能性(一次:栄養性、二次:嗜好性、三次:生体調節)は、栽培方法、保存方法、加工方法で大きく変化します。私の研究室では、食材の良さを最大限に発揮できる技術の開発を目指しています。特に抗酸化作用について着目し、研究を進めています。講演会では、これまでの研究成果の中から、「光照射によるスプラウト類の抗酸化性向上」と「未利用資源の特性を活用した加工技術の開発」に関する研究を紹介します。