第310回 平成24年9月13日
(第194回 遺伝子機能解析分野セミナー)

演題 線虫Caenorhabditis elegansの休眠・寿命制御機構 -インスリン樣ペプチドを中心として-
 河野 強(鳥取大学農学部)
 
 線虫Caenorhabditis elegansのインスリン樣シグナルは幼虫休眠・成虫寿命などを制御する。インスリン樣遺伝子は40種存在しており、個々のインスリン樣分子がアゴニスト/アンタゴニストとして巧妙に休眠・寿命を制御すると考えられている。本セミナーでは、本研究に着手した経緯、演者らが発見した代表的なアゴニスト・アンタゴニストの機能解析・発現パターンと発現制御機構などについて紹介する予定である。(演者記)