第269回 平成20年4月4日
(第158回 遺伝子機能解析分野セミナー)

演題 GABA receptors:recent progress based on studies of splicing,editing and gating
   David B.Sattelle(University of Oxford)
 
 GABAレセプターは神経伝達物質GABAによって開口する5量体イオンチャネルであり,神経系において抑制性の制御を担っている.哺乳類では,このレセプターを構成するサブユニット19種がすべてクローニングされ,すでに様々な構成でのレセプターの機能解析が行われた.本講演では,これらのこれまでの研究に加えて,スプライシングやエディティングによって生じるチャネル機能の多様性について分かりやすくお話ししていただきます.