第267回 平成20年3月4日
(協賛:細胞工学研究会)

「米が拓くバイオエタノールの世界」

演題 球環境ビジネスの創出と米のエタノール化
   両角和夫(東北大学)

演題 水田を活かす米バイオエタノール
   小葉田 亨(島根大学)

演題 お米から作るバイオエタノールの将来性
   川向 誠(島根大学)
 
 石油資源の枯渇や高騰、温暖化に伴う炭酸ガスの急増などの問題から、植物を資源とする代替燃料の確保が喫緊の課題となっている。また、米の生産調整に伴う休耕田の増大、耕地の荒廃化も問題視されている。このため、米を原料としたバイオエタノールの生産・利用による日本型バイオエネルギーの技術確立を図るとともに、環境に優しいエネルギーと農業との共存を推進していく必要があり、セミナーを開催して今後の産学官共同研究等に資する。