第264回 平成19年11月8日

演題 体験から学んだ危機管理
    -高品質乳製品生産の先端技術の紹介をかねてー
   小川澄男(雪印乳業株式会社)
 
 最近も相変わらず食品会社の偽装事件がマスコミを賑わしている。消費者問題の発端となった雪印の中毒事件と牛肉偽装事件の真の原因を語る。再発防止策を含めてその対応を通して、品質管理、危機管理の重要性と組織維持のためにCSR経営が如何にあるべきかを話したい。 (演者記)

 演者は島根大OB。日本を代表する乳業企業の乳製品生産の先端技術、並びに、現在同社の進めている安心安全な品質の確保を徹底する具体的例等をご紹介頂きます。消費者からの安心という信頼を獲得出来れば、地域の食品産業の国内外での一層の発展が期待されます。