ひらめき☆ときめきサイエンス(平成29年8月4日)
 細胞の世界-ミクロの不思議な世界をさぐる- 実験の様子

平成29年8月4日(金)に、ひらめき☆ときめきサイエンス「細胞の世界-ミクロの不思議な世界をさぐる-」が行われました。20名の小学5・6年生の皆さんに参加していただきました。単細胞の原生動物、多細胞の植物や昆虫などを試料として、不思議な形をした細胞の観察を行いました。ルーペ、実体顕微鏡、生物顕微鏡、電子顕微鏡、蛍光顕微鏡を使い、それぞれの見え方や試料作成法の違いも体験していただきました。キャンパスツアー(生物探索)を行い、各自が興味ある生物試料を採取して観察しました。GFPによって緑色に光る色素体(葉緑体)、RFPによって赤色に光る小胞体、BFPによって青色に光る核の観察も行いました。細胞のミクロの世界を楽しんでいただけたのではないかと思います。今回はご参加ありがとうございました。

開講式では科研費と大学での研究について説明をしました。

ミドリムシを試料にして生物顕微鏡の使い方を学びました。
緑色のきれいなミドリムシが形を変えてすばやく泳ぎ回る様子に歓声があがりました。

キャンパスツアーで大学構内の生物探索を行いました。いろいろなスポットで植物、昆虫、水試料(原生動物)など、いろいろな観察資料を採集しました。
全員で昼食をとり、交流を行いました。
午後の最初のプログラムとして、児玉有紀先生(島根大学生物資源科学部)による講義「ゾウリムシの一生」を実施しました。ゾウリムシの不思議な年のとりかた、食物の摂取法についてクイズも交えて学習しました。食物摂取法を実感するために、ゾウリムシが墨汁を食べる様子を観察しました。生物や細胞の多様性と生きる仕組みの理解が深まりました。
葉からはがした表皮や、マニキュア液で作成した葉表面のレプリカを用いて美しい気孔の観察を行いました。花や花粉を観察しました。細胞の形、並び方、組み立てられている様子を観察しました。水試料の原生動物観察も行いました。
電子顕微鏡を用いて自分で選んだ生物試料も含めた様々な細胞の観察を行いました。今回用いたのは低真空走査型電子顕微鏡で、生物試料をそのまま(特別な処理することなく)観察することができます。はなびら、花粉、気孔、葉の表面、毛、葉脈、種子の内部、虫こぶなどの植物試料、複眼、脚、触覚などの昆虫試料など、不思議な形の細胞を観察しました。自由に倍率を上げてミクロの不思議な世界を楽しみました。

遺伝子銃で細胞小器官局在型蛍光タンパク質遺伝子を撃ち込んだネギを用いて、蛍光顕微鏡による細胞小器官の観察を行いました。緑色(GFP)に輝くミトコンドリア、赤色(RFP)に輝く小胞体、青色(BFP)に輝く核など、細胞内を観察しました。(この実験は組換えDNA実験には該当しません)。

低真空走査型電子顕微鏡による写真集(平成25年度プログラムの資料)

最後に未来博士号を授与してプログラムを終了しました。

<実施教員>
中川 強 (代表:総合科学研究支援センター)
西村浩二 (総合科学研究支援センター)
松崎 貴 (生物資源科学部)
石川孝博 (生物資源科学部)
児玉有紀 (生物資源科学部)
 
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